酒ブログになりつつある
これまでに数本のウイスキーを紹介してきました。よくよく見なおしてみると、スコッチ・ウイスキーが多めだったのですが、今回もスコッチです(笑)
今回紹介するウイスキーは『グレンファークラス12年』。グレンファークラスのラインナップの中でも一番スタンダートと言われているこのウイスキーを飲んでみましたのでその感想を記事にしました。若干手に入りにくくなりつつありますが、この記事を書いている2022年7月現在、まだ店頭で買えることのできるウイスキーですので、飲んだことのない方の参考になれば幸いです。
グレンファークラスとは?
※以下の内容は下記の書籍を参考にしました。
『グレンファークラス12年』はスコッチウイスキーの一つです。
ただ一口にスコッチウイスキーと言っても、実はスコッチウイスキーには6大産地があります。
その6つの産地は『アイラ』、『アイランド』、『ローランド』、『スペイサイド』、『ハイランド』、『キャンベルタウン』の6地域。
以前紹介した『グレンドロナック12年』はハイランドという地域のシングルモルト・ウイスキーです。
そして今回紹介する『グレンファークラス12年』は『スペイサイド』のスコッチ・ウイスキー。同じスペイサイドのウイスキーで有名どころはグレンフィディック、マッカラン、グレンリベットなどなど。他にも多くのウイスキー蒸留所があります。
スペイサイドだからこういう味!という定まったものは無いと思いますが、「スコッチの中で最も華やかでバランスがに優れているのが特徴」と評されています。
グレンファークラス蒸留所について
グレンファークラス蒸留所の公式な創立は1836年ですが、1791年の絵画には既に蒸留所が描かれており、実際はもっと古いと言われています。グレンファークラスと言えばグラント家の家族経営で有名。山あり谷ありの歴史があったようです。下記の動画がとてもわかりやすく説明されていました。
ウイスキー製法のこだわりはガスバーナーによる直火炊き蒸留とシェリー樽での熟成です。ウイスキーに濃厚な香りを与えることで知られているシェリー樽。ドライフルーツのような風味が表現されるのが特徴ですね。
グレンファークラスには種々のラインナップがありますが、今回飲んでみたのは最も人気のある『グレンファークラス12年』です。普通に店頭で買ったのですが、次の週に同じ店に行ったらもうなくなっていました(/・ω・)/
ネット通販かお店での巡り合わせを期待するしかないですね。
ちなみにその他のラインナップには、グレンファークラス10年、グレンファークラス15年、グレンファークラス105、グレンファークラス25年などがあります。是非全部飲んでみたいですね!
ストレートで飲んでみた
まずは玄人ぶってストレートで飲んでみます。アルコール度数は43°です。
ストレートで飲んでみると、アルコールの奥に濃厚な甘い香りを感じます。飲んでみると酸味を感じますね。これがドライフルーツ感でしょうか。飲み終わりにまた甘みが来る感じですね。とても美味しいです。
加水してみた
トワイスアップで飲んでみました。(ウイスキー:水=1:1)
加水すると甘い香りよりもフルーツっぽい香りが強くなる気がします。味も同様ですね。アルコール感が弱くなり、ドライフルーツっぽい酸味というか少し苦い感じ(渋み?)をより強く感じます。とても美味しいです。
ロックで飲んでみた
ロックで飲んでみました。
冷やすとやはり、この特徴的な強い香りが抑えられる気がします。そのため、私は多くのウイスキーでロックよりもトワイスアップが好きなんですが、なんかグレンファークラス12年ではちょうど良い気がします。少し香りが落ち着く感じがしますが、それが私にはちょうど良く感じますね。「ロックが美味しい」と思った、私にとっては珍しいウイスキーでした。
ハイボールで飲んでみた
炭酸水で割ってみました。
ロックにそのまま炭酸水を入れております。(ただ面倒くさいだけです)
うん、これも美味しいです。炭酸でフルーツ感が鼻に抜けていくような感じがしますね。甘さも抑えられてごくごくイケる気がします。
まとめ
今回、スペイサイドのスコッチ・ウイスキーである『グレンファークラス12年』を飲んでみました。
個人的には
ロック◎、ハイボール◎、トワイスアップ◎、ストレート〇の順で飲みやすかったですね。
概ねどんな飲み方でも非常に美味しく頂けました。比較的安めのシングルモルト・スコッチウイスキーですが、昨今の値上げラッシュやウイスキーの入手困難さを考えると早めの購入をお勧めします^^
それではまた!
コメント