映画「鳩の撃退法」について
映画「映画『鳩の撃退法』」を観てきました!
鳩の撃退法は2021年8月27日に公開!
第一五七回直木賞受賞作『月の満ち欠け』やNHKで連続ドラマ化された『身の上話』など、佐藤正午の数ある傑作のなかでも最高到達点との呼び声高い『鳩の撃退法』。
二〇一四年一一月に出版され、翌一五年、選考委員から圧倒的な評価を集めて第六回山田風太郎賞を受賞。小説表現の臨界点を超えた、先の読めない展開で多くの読者を魅了するとともに、映像化不可能と言われ続けてきた本作が遂に実写映画として謎解きエンター〈転〉メントに生まれ変わる。
映画『鳩の撃退法』公式サイト | 大ヒット上映中! (shochiku.co.jp)
と銘打たれています。
主演は日本を代表する俳優・藤原竜也、監督はタカハタ秀太、脚本は「相棒」、映画「るろうに剣心」シリーズを手掛けてきた藤井清美。
私の妻は藤原竜也・相棒ファン、私は相棒・るろ剣ファン(笑)
というわけで見に行かないわけにはいきません!
公開翌日に観てきたので感想を書いていきます。
キャスト
主要キャストは以下の通り。
- 津田伸一:藤原竜也
- 鳥飼なほみ:土屋太鳳
- 幸地秀吉:風間俊介
- 沼本:西野七瀬
- 倉田健次郎:豊川悦司
主人公の『津田伸一』は藤原竜也さんが演じています。
「主演・藤原竜也」というだけで観たくなりますね~
今回も(?)なかなかダメな男の役を怪演されています^^
そして、本作におけるラスボス的存在の裏社会のドン・『倉田健次郎』役には豊川悦司さん!完全にはまり役でしたね。男の私から見てもマジで渋くてかっこよかったです!
上記のキャスト以外でも有名俳優さんが多数出演。以下は公式サイトにあるキャラクター相関図です!
そこまで出番が多いわけではないですが『まえだ』役のリリー・フランキーさんが、いい味だしてて個人的に好きでした^^
ストーリー
大まかなあらすじは以下の通り
元直木賞受賞作家の津田伸一(藤原竜也)は現在は、富山でデリヘル「女優倶楽部」の送迎ドライバーとして生計を立てている。
津田は行きつけのコーヒーショップで偶然、 幸地秀吉(風間俊介)と出会い、「今度会ったらピーターパンの本を貸そう」と約束をして別れる が、それを境に 幸地秀吉は愛する家族と共に突然、姿を消してしまう。
古書店の店主である房州老人(ミッキー・カーチス)の死後、津田はなぜか房州老人から3003万円を託される。
ところが、まえだ(リリー・フランキー)が経営する理容室でその1万円を使用した後、思いもよらない事実を「女優倶楽部」の経営者である川島社長(岩松了)から聞くこととなる。
「あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ」
この偽札にはこの街で起きる騒ぎに必ず関わっている裏社会のドン・ 倉田健次郎(豊川悦司)も目を光らせているという。倉田は既に偽札の行方とともに、津田の居場所を探し始めていた・・・・・
映画『鳩の撃退法』公式サイト より。一部引用
となっています。
この偽札、一家失踪など、津田伸一の周辺で起こる出来事を、事実をベースとしながら、そこに津田が脚色、推測、創造、創作を加えて「過去に実際あった事実」ではなく、「過去にありえた事実」として語られているのが、この映画のストーリーです。
映画では、複数のストーリラインがあり、それが最終的に一本につながる、といった流れになっています。ご覧になる方は映画を集中して見ないと、「あれ、これどういうことなんだっけ?笑」となりかねませんのでご注意を。
公式サイトには、
小説と現実、そして過去と現在が交錯しながら進む物語
この物語は小説<ウソ>か現実<ホント>か。その結末は、あなたが決める
映画『鳩の撃退法』公式サイト より。
とあり、確かに、
「え?どっからフィクションでどっからノンフィクションなの?自分で決めていいの?」
と私はなりました^^
普段は映画を見た後に原作の小説を読むことはありませんが、今回は映画の内容を深堀りするために、これは読んでみてもいいのではないかと思ってしまいました。
上下巻に分かれているんですね(-_-;)
もしかしたら映画はかなりの短縮版!?
ちょっと時間ができたら本当に購入してみようかな・・・
まとめ
- 相変わらずの藤原竜也の怪演
- 豊悦渋すぎ
- ストーリーが絡み合うので、集中して見ましょう
- どこからウソでどこからホントかは自分で決めていいらしい(?)
「鳩の撃退法」大変お勧めです。
小説はそのうち購入してみてまたレビューしたいと思います。
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